top of page
  • 執筆者の写真MIho Kasuga

佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美



10月末から奈良国立博物館の正倉院展、京都国立博物館の佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美、東京国立博物館の正倉院展と、続けて見てきました。

特に佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美は、どうしても見たいと思っていたので、とてもうれしかったです。20時まで開館の日を選び、人の減ったであろう18時過ぎにいったところ、一枚一枚の絵をじっくり見ることができました。

和歌の内容と歌仙たちの表情が連動して描かれていること、ひとりひとりの表情が違うこと、表具も趣向を凝らされていること、分割のいきさつ… そのすべてが見る人の心をとらえるものであることを実感しました。

閲覧数:11回0件のコメント

最新記事

すべて表示

明けましておめでとうございます

雪の東京ですね。 今年は、しっかり論文を書く、それをとにかく目指していきたいと思います。 第一目標は2月にある私的研究会。そこでしっかり発表することです。 今は、学生さんのレポート分析をしています。 採点の祭典の最大級のものはすでに終了したので、研究モードにシフトチェンジです!

本日の論文

だい レポートの採点などで少し間があいてしまいました。 本日は届いたばかりの「日本文学」第70巻第12号から。 今井久代氏「古語「いとほし」について―恥ずかしい自分を見つめる目―」を読みました。 筆者には既に「青表紙本系『源氏物語』の全386例」を調査された先行研究があり、それをさらに発展されたものとなります。 形容詞の扱いは難しい、と思ってしまいます。 筆者も「いとほし」について述べられるように

紫の上の話

週末、レポートチェック、授業準備と論文を読むことが滞っております…。 それでも手を動かしたいとき用に、今まで書いた論文の再校正を少ししました。 さて、今日は授業で「若菜上」巻あたりの話をしたのですが、紫の上の話をしていて、 こみあげるものがあるのをこらえる、という状況が何回もあり、自分でもびっくりしてしまいました。 そもそも『源氏物語』の何が好きって紫の上が好き。と言えるような状況だったのですが

bottom of page